Amazon Machine Learningコンソール上でAmazon Redshiftへ接続するためのIAMロールを作成できるようになりました
以前、Amazon Machine Learningコンソール上でAmazon RedshiftへのDatasourceの作成方法について紹介しました。この際はAmazon MLが使用するIAMロールは別途IAMコンソール上で作成する必要がありましたが、このIAMロールをAmazon MLコンソール上で作成できるようになりました。
Amazon Machine Learning Console Now Makes It Easier to Connect to Amazon Redshift
実際に試してみた
実際に試すにはRedshiftクラスタの構築が必要になります。今回は以下の様なRedshiftクラスタを作成した前提で進めます。
項目 | 値 |
---|---|
リージョン | バージニア(us-east-1) |
RedshiftのInstanceIdentifier | test-redshift1 |
Redshiftのデータベース | testdb |
Redshiftのユーザー | test_user |
ということで、まずはAmazon MLコンソールのDatasourceの作成画面を表示し[Amazon Redshift]を選択します。すると、[IAM Role]というプルダウンが追加されています。開くと既存のAmazon MLと紐づくIAMロールも表示されていました。[Create a new role]を指定すればIAMロールを作成してくれるようです。
では、実際に試してみましょう。[Cluster identifier]、[Database name]、[Database user name]、[Database password]を入力すると[Test access]のボタンが有効になります。
[Test access]のボタンをクリックするとエラーとなってしまいました。別途IAMコンソールで確認したところAmazonMLRedshift_us-east-1_test-redshift1
自体は問題ないように見えました。
念のため、もう一度[Test access]ボタンをクリックすると今度は接続に成功しました!
最後に
ということでAmazon MLコンソール上で簡単にIAMロールを作成でき、接続確認もできるようになりました。現状はwait処理が足りていないのか一瞬エラーになりますが、すぐに解消されるでしょうし、よりAmazon MLを手軽に利用できるようになったかと思います。